1月24日(金)の京都新聞の朝刊をいつもの通り眺めておりますと、よくよく見た顔の写真が大きく掲載されておりました。
彼は2016年度に卒業した本校野球部OBの鶴颯人くんです。
彼は3年間野球に限らず何事に対しても真面目に取り組みました。
そして、ただのバカ真面目ではなく、いつも思慮に耽る姿も良く目にしました。
中学生のころに、彼の所属したチームにお邪魔させてもらった時のことですが、私が来ることを事前に聞いた彼は、私に対して質問したい内容をメモに書いて質問しに来るような中学生でした。
高校を卒業後は立命館大学に進学しましたが、同級生から「鶴が危ない地域に行ってるみたいです」と聞きました。
そんな彼と再会したのは昨年に大学の秋季リーグを見に行ったときで、球場であいさつに来てくれました。
大学では「立命館大学新聞社」に入り活動していて、将来も記者になりたいとの夢も聞きました。
そんな彼が1紙面を独占して掲載されたのですから、本当に嬉しく誇らしく思いました。
ミャンマーで危険地帯に行く手段がなく何時間もかけて自転車で向かうところなんかは、高校生の時の彼から想像がつきます。
自分本位に陥らず、常に社会に目を向け、利他の精神を持って貢献できる人間になる。
そんな指導方針を体現してくれている卒業生です。
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