朝から、しとしと雨が降った天気でしたが幸いにも試合が中止にはなりませんでした。
恵みの雨か、生憎の雨か。
同じ雨でも考え方次第です。
試合前のミーティング。
「5月5日の今日は我々の氏神の藤森神社のお祭りやから縁起がいい。必勝祈願も行ってるお前らには神さんも味方してくれるやろう」
本当にそのように神さんに味方してもらったようなゲーム内容でした。
先発小橋の2失点(1点は大暴投)のビハインドスタート。
再三チャンスを作るもバントミスが流れを止める。
雨の中、小橋も制球を乱す。
苦しい展開ながらも、ランナーを出しても粘る守備、チャンスをつぶしてもまた粘る攻撃。
追い上げながらも要所で得点できて6-4で逃げ切ることができました。
試合直後に第2試合の中止が決定。
最悪のコンディションでよく粘って勝てたものです。感謝感謝。
とはいえ、日頃から雨の練習をしています。
夏の大会で突然の大雨でも試合続行で涙を飲んでいるチームを今まで数多く見てきました。
3年間一生懸命やってきたのに天気の気まぐれで負けるなんて悔しすぎる。
それなら雨を味方にしよう。
野球選手は雨をどうしても嫌がります。
湿気の多い日でさえ投手は指のかかりが変わるというぐらいです。
我がチームも小雨が朝から降っていると校舎にこもってグランドにも出てこないチームでした。
雨天練習場のあるチームも雨が降ればすぐに屋内に入るとのことです。
こういう意識を変えるために、昔使っていたグローブを雨用にすること、カッパ(あるいはウインドブレーカー)を着て練習すること、そして雨でも使える「レインボール」を使用しました。
それからは、雨でもサッカー部が練習するように野球部も平気で練習できるようになりました。
その、万に一つの準備がこういうときに役立つものです。
だとしても、今回のゲームは神さんに助けられたと思います。
「今日は我々は運が良かった。藤森さんがお祭りで縁起のええ日でよかった。」
そう思って帰宅道中、ほとんどの地域の神社は今日がお祭りなのだと気付きました。笑
もうひとつ、ぬれたボールを必死で拭いて投手に渡してくれたボールボーイの3年の皆川、中村には感激しました。
なんとか、近畿大会に出てもう一度ベンチ入りのチャンスをあげたい。そう思います。ありがとう。
次戦は5月10日(土)9時半開始 相手は京都成章と立命館宇治の勝者。
その試合に勝っても負けても5月11日(日)決勝と3位決定戦。
3位以内に入れば近畿大会出場。
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