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2014年6月29日日曜日

抽選会の結果

昨日、抽選会がありました。

新聞報道ですでにご覧かもしれませんが。

初戦は15日の太陽が丘で9時半から。

相手は昨秋ベスト8の紫野高校。

初戦からなかなかの相手ですが、そのあとも強豪揃いのゾーンに入りました。

東山、両洋、西城陽など。

隣のゾーンは成章、乙訓、翔英、そして福知山成美。

準決勝では順当に行くと平安です。

ほとんどがこの数年に甲子園経験のあるチームばかり。

本当の意味でチーム力が問われる大会になりそうです。

思案のしどころですね。。。

開幕まであと2週間、監督は考え抜きます。

みなさま、応援よろしくお願いします。

2014年6月25日水曜日

背番号14番

6月のこの時期は選手にとっても監督にとってもストレスのかかる時期です。

選手は最後の大会に向けて最後の追い込みがある中、チーム内で熾烈なメンバー争いをしなければなりません。

監督はそのメンバーを選ばなければなりません。

枠のあるスポーツなので、どうしても選ばれる選手と選ばれない選手が出てしまいます。

「実力が並べば下の学年」

これは鉄則ですが簡単なようで難しい。

容赦なく3年生を外すことはできません。

それは決して甘くなって情にかられているわけでなく3年生には下級生にない「想い」があるから一概に期待できないわけではありません。



そんな中、先週末に高校時代の同級生の森田と前田と食事に行きました。

相変わらず、会えば高校時代の最後の試合の話から野球談義になります。

森田は最後の大会で私と組んだピッチャー。前田は背番号14番のサードコーチ。

二人とも今は金融の仕事をしています。

今回は、高校時代になかなか試合に出る機会がなくムードメーカー的な存在でいつもいじられるばかりの前田の話が心に染みました。


野球は誰が見ても下手くそ。

体は小さく、足も速くない。

そんな前田が高校時代を振り返り言った言葉は「俺は誰よりも甲子園に行きたいという気持ちを持っていた」と。

そんな実力で??

そう言い返したくなるところだが。

彼が付け加えるのは、「それが与えられたサードコーチであったとしても」ということ。

この言葉に素直に驚かされましたが、彼が言うにはそういう気持ちの人間が20人揃って、スタンドもそういうやつばかりのチームになれば絶対強いと。


確かに。


本気で勝ちたくてベンチワークをしてくれるチームは強い。

本気で勝ちたくて応援してくれるスタンドがいてくれたら強い。

そういうチームなら練習も変わる。


メンバーを決めるのに実力や期待できる精神を見ようとしていた自分が監督としてまだまだだと恥ずかしく思いました。

どれだけ多くの選手を本気にさせられているか。

指導者なんてきっかけ作りをする立場なのにそれを抜かして選手を決めていたのではないか。

今からでもメンタルは変えられる。

本気で勝ちたくて勝ちたくて、チームのために働ける選手を増やそう。

みんながそうなれば絶対勝てる。

目に見えない「気持ち」の部分。

10年以上たってチームメイトの気持ちに気づかされた。


とは言え、同級生との会話の大半は昔話としょーもない話で。

今でも高校生のように笑いあえる絆は真剣に勝ちたいと思って白球を追いかけた日々があるから。

バント談義
左が森田、右が前田
これでもどちらも1児のパパ

2014年6月19日木曜日

都市対抗出場にあやかる


本校の卒業生で唯一企業チームで現役を続けている岩澤正登投手が訪問してくれました。

彼は私の1年下の後輩で、高校を卒業後、国士舘大学へ進み、エースとして2部のチームを1部に昇格させ、広島にあるJFE西日本という社会人チームで活躍しています。

今回は都市対抗予選で第一代表として都市対抗出場を決めたことの報告と激励を兼ねて訪問してくれました。

彼の言葉を借りると「都市対抗は大人の甲子園」

大人だから高校生よりも泥臭くやるようです。

彼は、高校時代から野球に対する強い気持ちとクレバーさを持っています。

関東で磨きをかけてアマチュア最高峰の都市対抗野球や日本選手権で活躍し素晴らしい野球観を持っています。

年に1回は訪問してくれてその度に後輩に指導をしてくれます。

私も彼から数多くのことを学んでいます。

投手としての心構え。

これがなかなか高校生には難しいですが少しでも岩澤投手のようなピッチングに近づけるように指導したいものです。

とはいえ、岩澤投手のピッチングは決して華々しいパワーピッチングではありません。

120キロ代のストレートで強豪の社会人バッターを翻弄します。

以前の東京ドームでパナソニック戦のピッチングではいわゆる「間」を完全に投手が支配して凡打の山を気づいていました。

私はそれ以来、後輩ではありますが岩澤投手のファンで時間を見つけては観戦しています。

是非、1度速さでも変則フォームでもなく、見えないバッター心理をうまく掴んで翻弄していく彼のピッチングをご覧下さい。

わがチームの選手も憧れて社会人野球まで続けてくれる選手が出てくるでしょうか。

岩澤正登選手紹介
http://www.jfe-steel.co.jp/works/west/yakyu/player/picher.html

JFE西日本・岩澤正登投手動画
http://youtu.be/ln4fV9Dpi1s

写真を撮り忘れていました。

がんばれ岩澤!!

2014年6月10日火曜日

皇子山球場の芝生

昨日、OB会の野球大会が皇子山球場でありました。

毎年6月のこの時期に5時から9時の間、照明をつけてOBのみなさんが硬式で野球を楽しまれます。

一昨年前よりOB会のご好意で前半を現役のために使わせて頂いています。

皇子山球場はご存じの方も多いかと思いますが数年前に改装工事を行い、近畿で最も美しい球場となりました。

そう言い切れる理由は、綺麗に手入れされた外野の芝生。

野球少年なら誰しも憧れる、球場の芝生の感覚を1年生も含めて全員で味わうためにみんなで来ました。

全員でキャッチボールをした後、ここぞとばかりに今までやってこなかったノックをやりました。

外野のクッションから内外連携ノックと2時間にわたる守備練習。

先輩にもノックを手伝って頂きましたが終始打ち続けるのは久しぶり過ぎてさすがに疲れました。

後半は先輩方の野球大会。

青春時代を思い出されてハツラツとプレーされていました。


平日ですがせっかくの機会なので若手のOBもたくさん参加してほしいものです。

これ以外にも今月の20日、27日、7月4日(いずれも金曜)は伏見桃山球場をOB会におさえてもらっています。

駐車場もスタンドもありますので是非、現役の姿をご覧になって下さい。



OBの何名かの先輩に「ブログ見てるで」とお声かけ頂きました。

励みにして野球部の現状をお伝えできるように、頑張ります。


ところで、保護者はご覧になられてるのでしょうか?

私が直接お伝えした覚えはありませんが。

野球部以外の方もご覧頂いているみたいです。

ご覧の方にさらに広めて頂けると幸いです。

よろしくお願いします。

ナイターに外野の芝生。
野球小僧には幸せな環境。

2014年6月7日土曜日

気合いの先輩登場!!

久しぶりにお客さまが我チームを訪れて下さいました。

ご丁寧にアクエリアスまで頂きました。

いつもお世話になっている厳しくも優しいOBのお一人です。

今日もチームを激励に来て頂きましたが、訪問と同時に大雨が降って来てしまいました。


しばらく降った雨でグランドはぬかるみ、初めはティーバッティングしかできませんでした。

先輩は熱心に選手が打っている様子をご覧になられています。


グランド状態が少し良くなったので守備練習が始まり内野のゲッツー練習が始まりました。

黙々と取り組む選手をしばらく先輩もご覧になられていました。

私がセカンドベース付近で指導をしていると。。。


「よっしゃー!ノッカーー!!」


と、ひときわ大きく甲高い声でノックを受けようとしているのは先程まで一緒に見ていた先輩ではありませんか。

いつの間にかグローブまではめています。


グランド中の注目を集めての一本目。


ぬかるんだグランドに足をとられて大転倒。

さすがです。


先輩は気にせずその後もノックを現役より大きな声を出して受け、その後は気合いの充分入ったノックを現役に打って頂きました。

久しぶりに元気にはつらつとノックを選手が受けていました。


先輩は午後の練習を最後までご覧頂き、集合させて何かを話すわけでもなく去っていかれました。

そこもかっこいい。



いつも思いますが、私は「人」に恵まれていると思います。

私の周りには優しい方ばかりです。

今日もただただ感謝です。

期待に応えられるように私ももっと精進しないと。

今日は先輩に来ていただき、現役は先輩の気合いが乗り移りました。ありがとうございました。



お帰りの際のひとコマ。


私が先輩をお車までお見送りしに来ると、ボールを拾いに来ていた1年生が帰られるのを察知して門までダッシュ。

車が見えなくなるまでお見送り。

1年だけど偉いなーと思いました。


先輩方、野球部一同お待ちしております。

先輩の後ろ姿。誰かわかりますか??