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2014年4月27日日曜日

春季4回戦の結果

「人間万事、塞翁が馬」

先週、頭に浮かんでメモしていた言葉です。

改めて意味を調べると、中国の塞翁さんの馬が逃げたり帰ってきたりする中で、良いことの後には悪いこともあるし、またその逆もあるので一喜一憂していてはいけないという戒めのような言葉です。

勝ったらミーティングで使おうと決めていました。

周りがどう言おうが勝つ気でしたので。

結果的にはミーティングで選手にこの言葉を伝えることができました。

内容と結果は新聞報道の方が詳しいですが、成美相手に5ー1と勝つことができました。

ほんと運が良かった。

先発の小橋も良かったし、安井のホームランもランナーがたまった所で出たので。

ありがとうございました。

試合後には皆さんから賞賛の言葉をたくさん頂きましたが。

あくまでも目標は近畿大会で一番をとることですからこれも「通過点」です。

「春だから、、、」という風によく言われますが結果の無いチームが使う言葉ではありません。

「春だからこそ」我々は結果にこだわります。

次は5日月曜の第1試合、わかさスタジアムで相手は峰山高校です。

応援よろしくお願いします。

2014年4月24日木曜日

お返しは大事、男の生き銭の使い方

ちょっと強引なタイトルですが。

そしてお金の話で身も蓋もありませんが。

昨日が命日の私の祖母がよく言っていたことです。

「貰いっぱなしはあかん」「お陰さんやから人に施せ」

よく聞くフレーズですが。

「男なら生き銭使え」

女の祖母が男の金の使い方をよく言うもんだと思いましたが、大人になるとよくわかります。

先日、ある先輩に食事に誘って頂きました。

私の愚痴を聞いて頂いた上に美味しい料理までご馳走になりました。

これだけでありがたい話ですが、帰りの足代まで頂いてしまいました。

と、ここまではよくある話ですが、渡されたものが多すぎたもので。

お返しするつもりで連絡すると、先輩は「残りは後輩の為に使ってやれ」と。

かっこいいなぁ。

残りと言わず、全部ボールに変えさせて頂きました。笑

ありがとうございます。

このように、みなさんのお陰さまで野球ができています。

選手は貰いっぱなしはあかんので、結果でお返しするしかありません。

今週末は、なんとか皆さんにジャイアントキリングの痛快さをお届けできればと思います。

土曜日は福知山成美。福知山球場12時半開始です。よろしくお願いします。

私のことを少し。

先日、結婚したお祝いを選手と保護者会から頂きました。

貰いっぱなしはあかんので、選手にバットでも買おうとしましたが。

先月、チームを去ったコーチが金属バットを置いていって下さったのでかぶってしまいます。

そこで、例の如く「カウンタースイング」というトレーニングバットを買って選手に還元しました。

これで少しでも打ってくれれば。

2014年4月21日月曜日

春季3回戦結果と自信の付け方

昨日、同志社国際との3回戦がありました。

会場は長岡京市の乙訓高校のグランド。

新キャンパスが目と鼻の先にあります。

今年の9月にはお隣の高校となるご縁のある学校です。

グランドは数年前に改修され外野は公立高校では珍しい天然芝のグランドで、これも珍しい立派な雨天練習場を完備しています。

さて、試合の方はと言いますと、2年投手を先発させて8回コールドゲームでしたが完封をすることができました。

投手の彼にとってみると内容には納得行かないことだと思いますが完封は自信になったのではないでしょうか。

打線はもうひとつ爆発力に欠ける感じでした。

とれるところで取りきれない、取った後の攻撃が淡白すぎる。

目立ったミスは減りましたが、どれもこれもラッキーが目立ちます。

こんな隙があれば次の相手には。。。

7ー0と2回連続で完封勝ちをしていますがまだまだ課題を感じてくれていることだと思います。

今日は早速、放課後にミーティングをして3班に分かれて対戦相手のデータ分析。

いつもは私が血眼なって分析結果を彼らの頭に叩き込みますが、野球勘を養うために分析の観点を伝えて彼らにやってもらうことにしました。

やはりこういう事は得意で好きなようで、責任を持って一人一人が任された部分の分析を熱心こなしていました。

いつも選手に言うことですが、「脳ミソは貸せる」と。

うちの選手の40人分の脳ミソを集めれば京都でも強豪に負けることはありません。

そういう武器を自分たちで気づいて磨いて自信にしてくれればと思います。

ビデオを必死で食らいついて見る姿勢は、授業中と違い頼もしい限りです。笑

次回は26日土曜日12時半から福知山球場で相手は今春センバツ甲子園でベスト8の福知山成美です。よろしくお願いします。

2014年4月19日土曜日

大学リーグ戦

今日の午前中の時間を使って、お世話になっている立命館大学のリーグ戦に行きました。

毎度のことですがアクエリアスの箱を抱えて行きました。

大学のマネージャーは本当にしっかり対応してくれます。

立派な後輩を見て心強くなります。

今日は関西大学と皇子山球場で行われました。

いつ見ても綺麗な球場です。

スタンドでは大学生がたくさん。

応援団やチアが慌ただしく準備をする姿を見て懐かしく感じました。

スタンドには関係者がたくさんおられる中、ご挨拶させて頂いたのは前OB会長とお世話になった審判の方。

私のことを覚えて頂いていたことにただただ感謝です。

また付属高校でOBとして監督をしていることをすごく喜んで下さりました。

励みになります。

ところで、試合はというと立命館大学の鮮やかな先制攻撃と先発投手の力投で2ー0の完封勝ちでした。

試合の端々で、改めて細かい部分を確認することができました。

技術といい、礼儀正しいマネージャーといい、高校生の指導者としてまだまだ伝えなければならないことが山積だと言うことに気付かされました。

試合後、監督と助監督にご挨拶させて頂きました。

いつでも気さくに「おー、たつ!!」と呼んで下さる恩師に会うのは、緊張も未だにありながら楽しみでもあります。

生意気ですが、いつか松岡監督のようになりたいと大学の頃から憧れています。

尊敬する恩師に挨拶を済ませ高校に戻りました。

明日は乙訓グランドで10時開始。相手は同志社国際。
勝てば2次戦、福知山成美と当たります。

2014年4月13日日曜日

春季大会2回戦の結果

本日、南丹高校と2回戦を戦いました。

結果は5ー0の完封勝ち。

選手起用もうまくはまりました。

しかし、野球は心理スポーツだと改めて感じました。

特に高校生は結果に対する心理の割合が高い。

言い方は悪いですがもっと楽をすればいいのに。

そういえば高校に入りたての私にある先輩が「高校はいかに抜くかが大切」と言いました。

先輩が言いたかったのは練習やいろんなことに対して手を抜くことなのでしょうが、今になって考えると意味が少し違うように思えます。

いかに楽に打てるか、楽に投げれるか、楽に守れるか。

ようはプレッシャーを感じることなくプレイできるか。

リードしてるときのバントと同点終盤の時のバントはかかるプレッシャーが違います。

けどバントは同じやし相手投手も同じ。けど失敗するのはいつも同点終盤の方。

考え方ひとつで楽にできますよね。

けどそれが分かるのは大人になったから。

高校生は目の前のことで精一杯。

だから、普段から考え方を鍛えて成長のスピード上げて大人な野球を目指す必要があるのです。

どうぞこの話がわかる大人は高校生や小中学生を必要以上に怒ってやらないで欲しいものです。

考え方ひとつで練習も結果も変わるから野球は奥が深く楽しいものです。

次回、3回戦は場所と時間は未定ですが来週日曜日に同志社国際とです。

偵察によると、今週の試合では2本のホームランが出る強打のチームみたいです。

2014年4月7日月曜日

春季大会1回戦の結果とOB理事会

昨日は冬に戻ったかのようなみぞれ交じりの天気でした。

今冬に雪が降る日でも実践練習をした成果が出たでしょうか。


春季開幕の1回戦は京都国際戦。

一昨年前の夏に敗れた因縁の相手とでもいえますし、毎回の大会で必ず同じブロックにおられる縁のあるチームと言いますか。

ゲームは初回に4点を取ってじわじわ追撃を受けながら4-3で逃げ切ったと言う内容でした。

まだまだ、課題は多いですが勝ってこそ次の公式戦で反省を活かせるもの。

公式戦はとにかく勝ちにこだわり、頂点目指して行くのみです。



4月6日試合後の19時から全日空ホテルでOB理事会が行われました。

OB会と言うと宴会のように聞こえますが、この理事会は名前の通り理事のみが集まって会議をするもの。

今回は同期の清水君や若手の福原君、大学卒業したての基村君も参加してくれました。

「いかにOB会を活性化して、現役に多くの援助をするか。そのためには若手OBをいかに集めるか」という議論でした。

今でもたくさんの援助をいただき、最近では球場を押さえていただくこともあります。

大変助かっておるのですが、こういったOB会の活動や現役の活動を働き盛りで関東へも多く勤務している若手OBにいかに伝えるかが大事ではないか。という話になりました。

そういったことに少しでも役立てばと思いこのブログを始めたことを伝えると、Facebookでコミュニティを作ってどんどん配信できないかということになりました。

私のブログが少しでも現役のため、OBのために役立つのであれば光栄です。気持ちを引き締めて取り組みたいと考えています。


私も会議の場でたくさん意見させていただきました。

こんな若輩者の私でも話を聞いて下さる先輩方の優しさにただただ感謝ですが。

そもそも、監督として選手に伝えなければならないこと。

①OB先輩方の築いてこらえた伝統の上に立ち野球をさせてもらっていること。

②日夜先輩が働いて頂戴したお金で数多くの援助をいただいていること。

③OB、保護者、学校関係者など野球部に携わる全ての人に感謝し、お世話になった人へは礼を尽くし、卒業後もOBとしての自覚を持ち先輩、伝統を敬うこと。

④卒業すればお世話になった野球部に恩返しをすること。現役を援助し、母校愛をもつこと。

こういったことを常日頃から伝えなければなりません。

先輩を敬い、後輩を大切にし、同期と末永く仲良くつきあい、お世話になった人を裏切らない。

そういった人間を3年間で育成すれば徐々にOB会も活性化し野球部も強く・大きく・たくましくなるのではないでしょうか。


春季大会2回戦は4月13日の第2試合12時30分から対南丹高校、場所は南丹高校です。

2014年4月2日水曜日

無印に込められた大人の気遣い

練習終わりに、突然3年生が私のもとに集まりました。

お祝いを頂きました。

気を使わないような品を選んだとのことです。

かわいいことをしますね。

勝手な思いで先日、人並みの人生を歩むために結婚をしましたが、選手に祝ってもらえるなんて思ってもいませんでした。

本当に感謝です。

4月1日より新入生を迎えて62人で動いています。

我がチームに入ってきた部員は自分の子供と思って愛情をかけて接します。

難しい年頃の子供たちばかりですが2年半かけて少しでも一人前の男に育てていきたい。

今日は新3年生となった部員たちの気遣いと大人ぶり、そして私との信頼関係を感じることができた1日でした。

ちなみにお祝いの品は、妻も大変喜んでおります。ありがとうございます。