ページ

2015年7月3日金曜日

夏は何も起こらない

梅雨真っ只中といった天気です。

先週は平日の水曜日から土曜日まで学校の宿泊施設を使って合宿をしました。

合宿では少し遅くまでグランドで練習ができます。

また、食事もこちらでコントロール出来るのでたくさん食べさせることもできます。

さらに、通学時間が無くなるので選手達は時間を目一杯、有意義に使えます。

練習と授業とで週末はヘトヘトの状態でオープン戦をこなしました。

しっかり練習できたので来週くらいには体調がどんどん上がって来ることに期待出来ます。

合宿中に改めて立命館らしい感心するような光景を見ました。

ヘトヘトでお腹いっぱいご飯も食べさせられ、素振りもして10時になってすぐ寝るかと思えば。

何人もがミーティングルームに集まって勉強をしていました。

野球と勉強の両立が当たり前のように出来ている成果が見えました。

本当に彼らは高校生の鏡のような人間だと改めて思います。

こんな選手が野球で勝つから値打ちがあるのだと私は信じています。



さて、土曜日に抽選会がありました。

ご存知の通り、14日あやべ球場で嵯峨野と、久御山の勝者と対戦します。

おかげさまで春の2位なので第2シードで引かせていただけました。

対戦相手がどこに決まろうが自分達の野球をより完璧に出来るかに集中しようと思います。

コーチとOBさんとの会話の中で出てきた言葉が大変印象的です。

「夏は何かが起こる」と言われるが、何かを起こさせてるのは自分達の心がそうさせてるということ。あるいは周りの人間の心が何か起きてほしいと期待するから。ということは自分達の心がブレなければ「夏は何も起こらない」ということになります。

実力通り自分達の力を発揮できるのは自分達の心次第。

野球も勉強も頑張れる大人な人間力がここで発揮されるのですね。