2015年12月29日火曜日
冬キャンプ 終了
2015年12月27日日曜日
新 冬キャンプ
2015年12月21日月曜日
卒業生
2015年12月7日月曜日
2015年11月19日木曜日
会話できる選手
高校時代からお世話になっていた国語の先生から薦められた本です。
私は「これいいよ」と言われた本は必ず買うようにしています。
理由は2つ。
自分で選んだ本でもなかなかヒットしない中で身近な誰かがヒットしたわけだから間違いないだろうという安易な考え。
薦めた人間がどんな本を読んでいるのか知ることでその人の考えをわかるかもしれないということ。
そんな理由でないとジャンルが違う本なんて手にすることはありませんから。
「イチオシBook」に掲載したものもありますが今回は久しぶりの大ヒットでした。
『「言語技術」が日本のサッカーを変える』田嶋幸三著
サッカーの本なんて手にすることはありませんでしたが読んでみて仰天。
前書きに、ヨーロッパの選手が試合中に退場が一人出て10人になったときに残された選手はベンチを一度とみること無く自分たちで考えて試合を再開したということがありました。
ヨーロッパの選手は学校やサッカースクールで自分の意見を相手に伝える「言語技術」を習得します。
日本の選手はサッカーに限らず指示を待ちます。
野球はもちろんサインプレーがありますが作戦を実行するのは自分の判断ですし、そもそもサインが出るのは試合の中でもほんの一瞬。
ほとんどが自分で判断しなくてはなりません。
振るか、振らないか。 走るか、止まるか。
そんな簡単なことだけではありません。
バッテリー間の18.44メートルの間に1試合で300回近い決断があります。
しかし、「なんで振らないんだ」の問いに選手は「はい」
「その球は甘かっただろ」に「はい」
「わかってんのか?」に「はい」
家に帰れば母親から「今日はどうだったの?」に「微妙~」
「早く勉強しなさい」に「うざい」
こんな状態の子供じみた選手が9人集まっても強豪校にかなうわけありません。
昨今、若者のコミュニケーション不足が問題視されています。
もちろん我が野球部も例外ではありません。
この本では寄宿舎生活の中で「言語技術」を鍛えるプログラムを組まれています。
その中で中学生たちはエリートとして教育を受けます。
目指している「大人な考えを持つ集団」はそういうことで育っていくのでしょう。
「勉強ができる」ことが武器ですがテストの点数が良いだけでは何の意味もありません。
それよりも今までの傾向を見ると「会話できる」選手が伸びています。
話せる選手を磨いていけばもっと伸びていきそうです。
また、話せる選手を増やしていけばチームは「大人な考えを持つ集団」に近づくでしょうしエリート意識も芽生えるのでは無いかと思いました。
今まで自然発生的にミーティングなどでコミュニケーションを鍛えていましたが、改めて勉強をし直して「言語技術」を鍛えていこうと思います。
何より私のミーティングで話すこともわかりにくいし、「えー」「あー」も多いし、話が良く飛ぶし、結論を言う前に次に行くしと滅裂なわけです。
「難しい監督」「何を考えているかわからん」など選手の印象もあるでしょう。
自分も鍛え直して会話できる監督になろうと思いました。
2015年11月2日月曜日
日本選手権
2015年11月1日日曜日
清和会とハローウィン
2015年8月21日金曜日
夏の名残と秋季大会1回戦
2015年8月5日水曜日
お誕生日と夏キャンプ
2015年7月3日金曜日
夏は何も起こらない
2015年6月8日月曜日
教育実習生
2015年5月21日木曜日
春季大会準優勝とテスト勉強
2015年5月9日土曜日
準決勝結果と観覧席
2015年4月28日火曜日
元コーチと時は命なり
2015年4月27日月曜日
3回戦の結果と失敗の仕方
2015年4月25日土曜日
春季大会2回戦の結果
2015年4月11日土曜日
OB理事会
2015年3月8日日曜日
修学旅行
毎年3月の頭に高校2年生が修学旅行に行きます。
本校の修学旅行は全国でも珍しく、生徒が企画、運営を行います。
旅行会社と教員はサポートに徹します。
野球部も例外なく修学旅行に行った訳ですが、方面は様々。
国内は東京。
海外はシンガポール、パラオ、カナダ。
どれも充実した企画で勉強になったはずです。
そもそもなぜ修学旅行が生徒主体になったかと言いますと歴史があるのです。
昔は40年ほど前まで(私の親父が通ってた時代)は修学旅行があったのですが、物見遊山的な修学旅行は不要であるとしてなくなりました。
それから時は経って今から20年ほど前の先輩方が修学旅行を復活させるために何年もかけて活動をされました。
その名残が今も脈々と続いているわけです。
さて、今年は私も高校2年生の学年所属なのでパラオまで引率してきました。
5日の日程を終えて昨日帰宅。
今日から練習再開します。
1年生はまだテスト中。
来週半ばに全員揃い。
いよいよ今週末からオープン戦が始まります。
2015年2月27日金曜日
新人説明会と兄弟校の甲子園出場
2015年2月2日月曜日
春季大会抽選結果とタイブレーク
京都の春季大会は他府県に比べると遅い4月中旬から始まりますが、抽選会は真冬の2月1日にあります。
早速ですが初戦の相手は須知高校に決まりました。
同じブロックには東稜・同志社国際・紫野が入っています。
それを勝ち抜けば2次戦に進出です。
思い返せば去年の春季大会はセンバツ大会ベスト8の福知山成美を下し、ベスト4と躍進しました。
しかし、結果的には夏の選手権予選につなげることが出来なかった。
今年はその反省を活かした大会にしたいと思います。
先輩の悔し涙の上に現チームがあることを忘れずに行きたいものです。
さて、この抽選会では最近話題になっている「タイブレーク」を討論の末、導入することが決まりました。
私自身タイブレークは中学3年生のときに経験して以来ですが。
タイブレークとは延長戦になった際に1アウト満塁でどちらが多く得点したかで勝敗を決する方法です。
各方面で賛否がありますが。
導入する理由は延長15回を投げる投手の負担軽減、試合の迅速化、引き分け再試合を無くすことで大会日程のスリム化、国際大会への導入に合わせるというところです。
反対派は、延長戦での決着をつけられなくなり高校野球の美学?文化?が損なわれる。
投手の枚数を多く用意できる私学のほうが有利になる。
試合が均衡した場合タイブレークを考えながら試合を運ばなければならない。などなど。
いろいろありますが。
要は、日本で特に高校野球で反対意見が出るかというと延長戦での「決着」という精神的な攻防が日々の鍛錬が現れるという考えがあるからではないでしょうか?
日本の武士道のような考えですね。
タイブレークは初めからランナーが置かれて状況が設定されている。
そこからの戦術や運不運も含めた「ゲーム性」が高くなるところに違和感を感じるのではないかと考えます。
海外の(特にアメリカ大陸)の野球は非常にゲーム性が高いですが、日本は「勝負」や「決着」という精神勝負を好みます。
また、タイブレークによって試合の流れが切れたり間延びすることもそういうことに重きを置く日本人には合ってないのかもしれません。
とはいえ国際大会に導入されていますが、メジャーリーグには存在しなかったはずです。
今回の春季大会に導入することは決まりましたが今年の選手権予選や秋季大会では導入しないということも決められました。
私が感じた大事なポイントは・・・
①延長12回終了後に導入される
②打順は継続打順ではなく申告制(どこからでもよい)
③リエントリーができない
④投手もランナーに行かなければならない
⑤0アウト1・2塁からスタートする
これを受けて、選手たちにグループディスカッションで戦術を考えさせてみました。
彼らの考えでは強攻するならゲッツーがないような足の速い選手をバッターに送るというのが多かったように思います。
普通に送りバントを選択した班は少なくほとんどが強攻策。
さすが、攻撃型のチーム方針が浸透しています。
というか、バントをする自信がないのでしょうか。笑
他にはもっと極端な強硬策もありましたが、実際にそうなったら選手たちとベンチで決めても面白いかもしれません。
タイブレークの練習をするとかタイブレーク用の投手を用意するとかいう話がありますが、そんな時間があればいいですが。
延長12回なので滅多に経験できないかもしれませんが、もしその場面に遭遇すれば楽しんでやりたいとワクワクします。
春季大会まであと2か月半。
2015年1月16日金曜日
松岡監督の勇退
去る1月11日に私が尊敬してやまない松岡監督の感謝の集いが行われました。
既に先輩や後輩がFacebookに写真をアップされていますが、監督とツーショット写真を撮っている人ばかり。
私は畏れ多くて写真を撮るなんてこと考えてもなかった。
けど、監督の気さくな性格なら当然快諾していただけただろうに後悔が残ります。
さておき、20年間の長きに渡っての監督生活お疲れさまでした。
たくさんの教え子やOBが集まるところを見るとやはり監督は尊敬の的であったことと思います。
監督の何がこれだけ人を惹き付けるのだろう。
私は在部中はスタッフとして監督の近くにいることが多かったが、選手であればなかなか気づけなかったであろう監督の選手への愛情を見ることが良くあった。
選手への声かけのタイミングはいつも抜群だったと覚えている。
監督の凄さを挙げれば枚挙にいとまがないが、私は松岡監督のような指導者になりたいと思いこの道に入った。
大きな器。監督としての器量。
まだまだ私からは恩師の背中も見えないところで勇退されるのは本当に寂しく思う。
また、私の採用に関しては本当に心を砕いて頂いたにも関わらず、附属校の監督としての何も恩返しできなかった。
これからは益々精進して、恩師に少しでも近づけるように頑張りたいと改めて思いました。
さて、我がチームの様子は。
オフシーズン中にトレーニングの意識をさらに上げて身体作りをしております。
今年は週に3回でウエイトトレーニングをしています。
教科書通り行けば超回復を狙ってこれくらいの頻度でいいのですが、長いスパンで行けば必ずしも1日置きでなくても良く週に5回でも良いです。
実際に昨年のチームは5回やっていました。
今回はセット数を増やしrestを短くして筋肥大を狙います。
目標体重はプラス五キロ。
今までの選手の様子をみると70キロを超えるとかなり楽にバッティングができるようです。
トレーニングルームは体育棟の最上階5階。
綺麗でグランドからも近くなって非常に使いやすくなりました。
春にむけて目指せムキムキボディー。
2015年1月7日水曜日
謹賀新年とキャンプのその後
新年は大雪からスタートしました。
スタッドレスタイヤを履いていたおかげで実家にも帰ることができました。
さて、キャンプレポートを最後まで書ききれずにいましたが。
最後はどうなったかと言いますと、ハードな練習とたくさんの食事と慣れない集団生活で5日目までにたくさんの体調不良者が出てしまい、最終日の午後の予定を切り上げて終了しました。
さすがにキツかったか。
胃腸風邪が流行ってしまったのが不運か。
しかし、充分過ぎるほどの成果がありました。
どのような状況でもみんなで声を掛け合って本当にいい雰囲気で練習できるようになり、どんどん伸びていこうとする集団の上昇気流が見れました。
また、1年と2年生を別けて試合をすることで学年意識が芽生え、2年生は自立とリーダー性を、1年生は先輩への尊敬と勝ち負けの悔しさや未熟さという基本的なことを痛いほど感じたことと思います。
1年生は2年生に2試合とも10点以上も離されて大敗。
最終日に泣きの1試合をする予定でしたが新年に持ち越されました。
新年は5日から始動。
新天地の氏神は小倉神社。
天王山と小倉山の合間の山深い場所にあります。
1300年もの歴史を持つ由緒ある神社です。
宮司さんに新年のご祈祷をしていただき早速初日から1年生のリベンジマッチをやりました。
結果的に言うと2点差まで追い上げる結果で1年生がハンデを利用してリベンジを果たしました。
新年を迎えて長岡京という新天地でのスタートを改めて切ることで、明確に目標にたいしてひた向きに進まなければならないと感じました。
春まで3ヶ月。
夏まで6ヶ月。
甲子園に向かってやれることはまだまだあると思います。
追伸
合宿のMVP等の景品のご協力ありがとうございました。
ウィルソン様
デサント様
力健スポーツ様
藤井トレーナー
大阪ガス藤原選手
尾崎コーチ